秋の夜長とは言いますがここ福岡においては断然12月、1月のほうが日照時間が短く長い夜(昔の歌のタイトルでないですが)と言う事になります。
と言う事でコロナ禍でもあり夜に出歩かなくなって真人間に生まれ変わりました私はつやーに(博多弁でカッコつけての意)読書でも決め込んでみようと思い書店に足を運んだのでした。
今回目星をつけた本はと言いますと、第153回直木賞受賞作である東山彰良さんの「流」です。このかたは私の高校の一級先輩との事で前々から読んでみようと思っていましたがようやく読むこととなりました。
ところが何ヶ所か書店を回りましたがどこにも置いて無い…
しかし今は便利です。Amazonに頼むと翌日には届くのです。ただ種類の選択に迷いました。単行本、文庫本、新品、中古、Kindleとあるのです。
なんと中古本1円のものが!心が動きかけましたがここは母校に寄附するかの如く先輩にも印税の足しにしてもらいましょうと新品単行本を奮発してポチりました。
さて話の内容はと言いますとあまり書くとネタバレになって怒られそうなので簡単ですが台湾、台北が舞台となった自伝的な物語です。何故ならこの作者は台湾出身で途中から日本に来られたそうです。
そして読んで無性に台湾に行きたくなりました。コロナ禍前は数回行きましたがなにせ福岡から直行便で片道2時間ちょっと、日本の免許で車も借りて運転することもできます(但し右側通行、左ハンドル、バイクの集団で結構怖かった)。食べ物、果物も美味しい。日本人に親切。ただ心配は戦争になって行けなくなると悲しいのですが。
とりとめのない話となりましたがやはり読書っていいなと。さて次は何を読もうかと。これまた母校の大先輩に芥川賞候補に5、6回ほどあがりましたが結局は純文学ではなく官能小説のほうが有名になってしまった川上宗薫でも。これはちょっと買うのに勇気がいります(笑)